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働く社員

技術部門(生産系)

東淀工場 製パン2課
久布白 真幸
2017年入社

理工学部環境ソリューション工学科卒。もともと食品に興味があった久布白が、特に注目したのがパン業界だ。おやつ系から惣菜系まで守備範囲の広いパンならアイデアを生かせると考え、業界を志望した。この会社を選んだのは、説明会を通じて知ったチームワークの良さ、アットホームな社風に魅力を感じたからだという。

製造で学んだ経験は私の財産。
いつか必ず商品開発で役立てたい

学生時代の研究活動でも教授に言われたとおりに実験することに疑問を感じ、自らのアイデアやひらめきを生かした活動を実践していた久布白。就職活動でもそんな志向を認めてくれる会社を探すなか、運命的な出会いを果たした。「同業他社も受けましたが、部署を越えた仲の良さは当社がダントツ。入社した今も、本当に働きやすい環境だと思っています」。

仕上工程の花形ポジション、
切り替え担当として奮闘中

久布白が所属するロール係は、当社を代表する「フランス」シリーズや「熟ふわロール」シリーズなどを製造する部門だ。久布白は現在、仕上工程を担当しており、成型でつくられたロールパンにスライスを入れ、ミルクやチョコ、いちごなどのクリームを充填した後、包装して最終商品に仕上げる役割を担っている。入社後の2カ月間は成型の工程に携わっていた久布白だが、その後、仕上の工程に異動。最初はパンの供給などの業務で仕事の流れやコツを学び、1年目の夏ごろからメインとなる切り替えを任されるようになった。

「切り替えとは、充填するクリームや包装紙を替えながら1日に生産する商品を滞りなく生み出す舵取り役のようなもの。仕上工程には1分間に約80本という驚異的なスピードでパンが流れてくるので一瞬たりとも気が抜けません。難しいのはいくつもの作業を並行しながら滞りなく生産を継続することで、クリームを切り替えながら包装紙の残量にも気を配り、生産効率も維持するなど、日々業務に取り組んでいます」。

YKベーキングカンパニー
YKベーキングカンパニー
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YKベーキングカンパニーを
代表する商品に携わっている。
これがやりがい

慣れない頃には失敗もしたそうで、包装紙が途中で無くなり慌てて作業したところ、うまくつながらずに切れたり、印字がずれてしまったり、多くのロスを出した苦い経験もあるという。「そんな時は先輩方がすぐに駆け付け、無言でサポートしてくれて。申し訳ないと思う気持ちはあるものの、謝罪のために手を止めたら絶対に配送便に間に合わない。『すみません』と心の中で謝りながら作業を続けるのですが、この阿吽の呼吸も私にとっての仕事の醍醐味。言葉にしなくても通じ合う連帯感を感じています」。

嬉しいのは店頭に並んだ自社商品を購入するお客様を見た時で、経験を積んだ今も「それ僕がつくったんです!」と思わず声を掛けそうになるという。「会社を代表する商品に携わっているので、スーパーを覗けば自分の手掛けたパンがあり、友人に話せば誰もが当社のパンを知っている。これって本当にすごいことだと思うんです」。そう言って、久布白はちょっと誇らし気に微笑んだ。

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製造経験を生かし、
将来は現場に寄り添う
商品開発に

工場で生産できるパンの製造をひと通り学んだら、次は商品開発に挑戦したいというのが久布白のビジョンだ。そのためにも今携わる工場での経験は不可欠で、大量生産の現場を知っているからこそ、工場で求められる効率を加味した商品開発を実現できるのだという。「私はまだ経験はないですが、商品開発はラボスケールでのものづくりなので量産化を行う工場とは規模が違う。ラボと工場のギャップを埋めるレシピや実現に向けた提案力を身につけるのが、私の目下の目標です」。

久布白は現在、製造に携わる一方、いつ商品開発に異動してもいいよう、新商品のアイデア出しというミッションを自分自身に課している。「これはいける!と名案を思いついても、次の瞬間にはいや待てよ…と消えていくことの連続ですが、今から備えておけばいつ異動を命じられても大丈夫。一日も早く製造現場に寄り添う商品開発になり、自分が考案したパンを世に出したいと思っています」。

YKベーキングカンパニー
YKベーキングカンパニー

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